むあーるの雑記

Back

第二種電気工事士試験 合格体験記!学科・技能の勉強法とおすすめアイテムまとめBlur image

第二種電気工事士試験 合格体験記!学科・技能の勉強法とおすすめアイテムまとめ#

自宅の電気工事を自分でDIYしたい!と思い立ち挑戦した第二種電気工事士試験。 今回は、学科試験・技能試験に向けて私が実際にやった対策や、役立ったアイテム・動画などをまとめてブログ記事として公開します。これから受験される方の参考になれば嬉しいです!

1. 学科・技能ともにYouTubeチャンネルをフル活用#

テキストだけでは理解しにくい部分は、動画で視覚的に学ぶのが一番です。私は学科試験も技能試験も、以下の2つのYouTubeチャンネルをメインの教材として活用しました。

2. 学科試験の勉強スケジュール:1日1〜2時間を2〜3ヶ月!#

社会人の資格勉強でネックになるのが時間の確保ですが、私の場合はトータルで2〜3ヶ月間、1日だいたい1〜2時間くらいの勉強時間を確保しました。 完全に曜日で役割を分け、週末にまとまった時間をとって「過去問を1〜2回分」一気に解き、平日はアプリ開発の仕事の昼休みや仕事終わりのスキマ時間を使って、間違えた箇所やわからなかった問題をYouTubeの解説動画でじっくり復習する、というサイクルです。このペースだと無理なく効率的に知識が定着していくので、働きながら受験する方にとてもおすすめです。

3. 学科試験対策①:計算問題の公式は「V=IR」だけでほぼOK!#

学科試験で多くの人が壁に感じる「計算問題」ですが、実は複雑な公式をいくつも暗記する必要はありません。私は公式や基準値の丸暗記は極力避け、基本となるオームの法則**「V=IR(電圧=電流×抵抗)」**以外はほぼ覚えませんでした。

なぜなら、その他の多くの公式や基準値は、この基本法則から計算で導き出せるからです。例えば、さまざまな基準値も単なる数字の羅列ではなく「人が感電した場合に死なない(安全な)値」がベースになっているなど、きちんとした理由があります。 こういった理屈を知り、丸暗記に頼らず「自分で計算して導き出せる」状態にしておくことが最強の対策になります。あれこれ公式を暗記するよりも、V=IRを使いこなすことに集中するのが圧倒的に効率的です。

4. 学科試験対策②:配線図問題は技能試験にも直結するので確実に解けるようにする#

学科試験で出題される「配線図問題」は、単なる筆記試験の点数稼ぎにとどまりません。ここで配線図の読み方や記号の意味をしっかり理解しておくことが、そのまま後々の「技能試験」で正しく複線図を書き、施工するための基礎知識として直結します。 学科の段階で配線図問題をスラスラ解けるレベルまで仕上げておくと、技能試験の対策に入ったときの理解スピードが格段に変わるため、ここは絶対に手を抜かずに勉強しておくことをおすすめします。

5. 学科試験対策③:テキストは「過去問集」ベース!わからない問題はAIへ#

学科試験のテキスト選びですが、分厚い教科書のようなものよりも、最初から「過去問集」をベースに進めるのがおすすめです。出題の要点がコンパクトにまとまっているので、圧倒的に効率よく勉強できます。

過去問を解いていてわからない問題があれば、参考書を漁るよりAIツールに聞くのが一番速いです! また、学科試験で出てくる「接地抵抗値」などの様々な数値も、ただ丸暗記しようとするのではなく、AIに「なぜこの接地抵抗値になるのか?」と質問しながら根拠を紐解いていきました。システムの裏側のロジックを知るのと同じように、理由や理屈がわかると、試験本番で数値を度忘れしてしまっても意味から逆算して導き出せるようになり、無駄な丸暗記を大幅に減らすことができます。

6. 学科試験はCBT方式がおすすめ!試験結果もその場で判明#

学科試験は、自分の都合に合わせて試験日を自由に選べるCBT方式で受験しました。日程調整がしやすくて本当に楽でしたが、一方で「問題の難易度は若干高い」と言われている通り、実際に私が受けた問題も少し難しめに感じました。 ただ、何よりのメリットは試験が終わったその場で結果(合否)がすぐにわかることです!結果待ちのモヤモヤがなく、「すぐに技能試験の勉強をスタートすべきか」が即座に判断できるのは最高でした。

7. 技能試験のスケジュールと準備:工具と資材手配のリアル#

「学科試験の合格発表を待ってから技能試験の勉強を始めて間に合うか?」という点ですが、合格後から本格的に始めても十分に間に合います! ただし、工具や練習用の部材・資材は絶対に早めに手配しておくべきです。学科試験が終わった直後は、受験生が一斉に買い走るため、ネットショップ等で工具セットや部材の売り切れが続出します。工具だけでも学科の勉強を始める段階で先に買っておくのが安心です。

また、練習用の資材については、候補問題ごとにあらかじめ小分けされているセットは非常に楽で時短になります。ただ、小分けされていなくても、長尺のケーブルから自分で寸法通りに切り出して小分けする作業自体が、本番を想定したいい練習になります。時間に余裕があるのであれば、小分けされていないセットを選ぶのも一つの手です。

なお、こうした工具や練習用資材は、ホーザンさんやツノダさんの公式オンラインストアなどで試験用のセットが販売されているので、そちらをチェックするとスムーズに準備できます。

8. 技能試験対策①:複線図は「すい〜っと合格」で完璧にマスターする#

技能試験の第一歩として購入したのが、『ぜんぶ絵で見て覚える 第二種電気工事士 技能試験 すい~っと合格』です。 いきなり配線を始めるのではなく、このテキストを使って公表されている候補問題13問すべての「複線図の練習」を徹底的にやりました。最初は1日数問ずつ複線図を書くところからスタートしています。

【ポイント】 わからなかった箇所や間違えた部分は、解答ページに直接印をつけて記録していきました。自分の弱点を可視化することで、効率よく復習ができるようになります。 最終的に、すべての複線図が3〜4分程度で書けるようになるまで反復練習しました。

9. 技能試験対策②:週末に1〜2問の模擬練習!タイムを測りながら全13問実践#

複線図がスラスラ書けるようになってから、ようやく実際の配線練習に入ります。 ここで事前に購入しておいたホーザンの電工試験工具・部材1回セットの出番です。

実際の部材を使った模擬練習は、週末に1〜2問ずつというペースで進めました。 本番と同じ条件を作るため、ストップウォッチでタイムを測りながら全13問をすべて実践しました。 最初は完成までに40分を超えてしまっていましたが、全問題の半分くらい(6〜7問)解いた頃には、コツを掴んで30分程度で収まるようになりました。最初は時間がかかっても、必ずスピードアップできるので焦らず反復することが大切です。

10. 技能試験対策③:暗記を減らして「基本作業」を極める#

タイムを縮めるための最大のポイントは、「シース剥ぎ」「芯線出し」「輪作り」といった基本作業を素早く確実にこなせるように意識してコツを掴むことでした。

各器具への電線寸法は、実は器具自体にスケール(ゲージ)が刻印されていることが多いので、現物合わせで対応できます。そのため、細かい寸法を一生懸命暗記するようなことはほとんどしませんでした。覚えることを減らして、手の動きに集中したのが勝因だと思います。

また、工具の機能をフル活用することも時短の鍵です。例えば、厄介なVVRケーブルの被覆剥ぎや、さらには芯線被覆の剥ぎ取り長さの計測まで、実はすべてVVFストリッパー1本でできてしまいます!工具を持ち替える手間を減らし、ストリッパーの機能を最大限に引き出すことで、作業スピードが格段に上がりました。

特にランプレセプタクル等での**のの字曲げ(輪作り)**も、VVFストリッパーを使えば驚くほど簡単かつ正確に作れます。私が実践した具体的な手順は以下の通りです。

  1. 芯線を20mm出す。
  2. VVFストリッパーの先端部分で根本を90度に曲げる。
  3. 同じく先端部分の少し下の太くなっている部分で挟んで、のの字に曲げる。 これだけで、ちょうどネジが通るぴったりサイズの輪が作れます!

11. 技能試験対策④:リングスリーブ圧着は「欠陥条件」を知って神経質になりすぎない!#

技能試験で特に苦戦しやすいのが、リングスリーブの取り付け(圧着)です。 硬くて力がいりますし、最初はきれいにできず焦りましたが、実は「芯線のはみ出し」が欠陥と判定される条件は意外と緩めに設定されています。 これを覚えておくだけで、本番でも「1ミリも狂わず完璧にやらなきゃ!」と神経質になりすぎず、心に余裕を持ってリラックスして施工を進めることができました。

また、リングスリーブの圧着作業をスムーズに進めるための大きなコツとして、以下の優先順位を意識して施工します。

  • 一番本数の多い箇所から取り付ける
  • 2.0mm線を含むものを優先して取り付ける
  • 圧着マークが大きい順(大→中→小→丸)に施工する

なぜこの順番なのかというと、この優先順位でやらないと電線がまとめづらくなってしまい、施工の難易度が跳ね上がってしまうからです。他を先に施工してしまうと電線の自由が効かなくなり、太い線や本数が多い厄介な箇所がさらに圧着しづらくなってしまいます。

12. 持っておいて損なし!「合格マルチツール DK-200」#

実際に配線練習を進めていく中で、めちゃくちゃ重宝したのがホーザンの**「合格マルチツール DK-200」**です。 とくにコンセントやスイッチからの「電線外し」に大活躍!間違えて結線してしまった時のリカバリーや、練習で部材を再利用する際の時短になり、手の負担やストレスを大きく減らしてくれました。


以上のステップで、候補問題をひたすら「書いて、組んで、動画で確認する」というサイクルを回し、最終的にこのやり方で学科も実技も一発合格することができました!

無事に資格を取得できたので、これから自宅の照明やコンセントの配線などをDIYしていくのが本当に楽しみです!皆さんもぜひ、自分に合ったやり方を見つけて合格を勝ち取ってください!

13. 【要注意】技能試験当日の持ち物トラップ:ペンケースや芯ケースはNG!#

技能試験を無事に突破するために、最後にお伝えしておきたいのが「試験当日の持ち物ルール」です。 筆記用具としてシャープペンシルや消しゴムを持っていきますが、筆箱(ペンケース)や、シャープペンシルの予備芯が入ったプラスチックケースなどは、試験中に机に出しておく(机上に置く)のがNGでした。

一方で、工具やパーツを入れるための工具箱は持ち込みOKです。 本番で「あれが持ち込めない!」と焦ってパニックにならないよう、筆記用具はそのまま机に出せる状態で持っていくか、工具箱の中にうまくまとめておくなど、事前のレギュレーション確認と準備をしておくことを強くおすすめします。

第二種電気工事士試験 合格体験記!学科・技能の勉強法とおすすめアイテムまとめ
https://note.muaaru.com/blog/2026-08-16
Author muaaru
Published at 2026年8月16日