MR-Sの幌交換の費用を節約するために幌を海外から個人輸入した話
幌を交換しないといけなくなったら
オープンカーにとって幌は消耗品のため、中古車などで購入した場合は数年も乗れば、かなり劣化していると思います。
そのため、幌の交換はできるだけ安く済ませたいのですが、部品代と工賃を合わせると、だいたい15万円から20万円は予算がないとできません。
そこで、少しでも節約するため、海外で安く売っている社外品の幌を購入しました。
どこで売ってるのか
海外のサイトでは、いくつかMR-Sの幌が購入できるサイトがありますが、私はここで購入しました。
TOPS ONLINEでの購入方法
上のリンクを開くとMR-Sの幌の販売ページが開きます。
4種類のブランドがあって、選択できる色や値段はそれぞれ違います。
一覧の右側半分にEZ ON BrandやのRobbins Brandは、日本の通販でも販売しているEZ ON社製やロビンス製のようです。
どれもリアはガラスウィンドウのようなので、好きなブランドでいいと思います。
縦方向は色と材質の選択になります。
純正と同じようなVinylのビニール製か、Clothの布製かを選びます。
私は一番安いTopsonline Brandにある550ドルのBordeaux Haartz Stayfast Clothで布製の幌にしました。
「Add To Cart」のボタンを押すとカート画面が表示されます。
個数が1になっているのを確認します。
「I’d prefer a DVD sent for $5 instead – add it to my Cart!」
と書かれたやつがあるので、取り付け手順を解説したDVDが必要ならクリックして、カートに追加します。
「Estimate Shipping Costs」と書かれた箇所で、配送先を選択していきます。
「Shipping Outside US」を選択して、アメリカ国外を指定します。
「select country」となっているドロップダウンから「Japan」を選択して日本を指定します。
「View Estimate」のボタンを押すと、日本までの送料が表示されます。
「Year of the Car」で車の年式を入力します
後はクレジットカードか、Paypalで支払います。
私はPaypalを選択して、ドル払で支払いました。
日本円で支払う場合はクレジットカード会社やPaypalでドルへの交換手数料がかかってきます。
また、Paypalで支払う場合は、配達先などの住所、氏名がペイパルの情報から取得されます。
そのため、事前にペイパルのアカウントには日本語ではなく、英語で住所、氏名を登録しておきます。
住所は複数登録できるのですが、氏名は一つしか登録できない上にネット上から変更することができません。
サーポートセンターとやり取りして変更する必要があるので時間と手間がかかります。
すでにPaypalのアカウントを登録している場合は、注意してください。
日本語だとおそらく注文しても、店の人が読めないと思うのでキャンセルされてしまう可能性があると思うので注意してください。
クレジットカードで支払う場合は、次の画面で住所、氏名を英語で入力して、カード情報を入力していけば購入できるはずです。
私はPaypalで購入したのでクレジットでの支払いは
注文が完了すると
「TopsOnline Order Confirmation」という確認メールが来ます。
配達されてくるまで
注文が完了から4日ぐらいすると「Your TopsOnline.com order has shipped」という出荷メールが来ました。
出荷メールにはアメリカ合衆国郵便公社の追跡番号もついているので、荷物が今どこにあるのかもわかります。
荷物は船便ではなく空輸されてくるようです。
さらに1週間ほどすると日本の郵便局から国際郵便で配達されてきます。
受け取る際には、輸入関税が3千円ほどかかりました。
私は配達時に不在だったので郵便局まで取りに行きました。
MR-Sに積む場合は、幌を開ければ助手席に積めます。
配達されてきた幌
幌の箱の大きさは、120cm × 50cm × 10cm ぐらいでした。
幌の布の部分と、リアガラスだけなので、意外と軽くて1人で十分持てる重さです。
「Topsonline Brand」で注文したはずですが、配達されてきた箱には、なぜか「EZ ON Auto Tops」と書かれていました。
説明書も「EZ ON Auto Tops」と書かれていました。
もしかしたら、幌自体もEZ ON製かもしれませんが、よくわからないです。
まとめ
商品の代金と送料で$649.30+関税が3000円程度で、だいたい日本円だと¥75,000程で購入できました。
注文してから2週間くらいはかかりますが、日本で販売しているサイトから購入すると10万円以上していたので、だいぶ節約できました。
リアの電熱線の配線処理は少し残念でしたが、安い社外品と言っても、布製のちゃんとした幌が届いたので満足してます。
2021/06/04 追記
もうそろそろ幌を交換してから3年ほど経ちました。
雪の日も大風の日も365日青空駐車でしたが幌は特に問題が起きていません。
布の幌なのでビニールのように冬場に硬くなったりもしないです。
この幌交換時に骨組みの歪みもある程度とったので、幌の開閉もスムーズになりました。
ちょっとコツがいりますが運転席に座ったまま開け閉めができるのは本当に便利です。
この幌を交換する際に、ウェザーストリップも交換したほうがよかったのでが、
結構高いのと雨漏りしてたわけでもなく、後からでもできるので自分は交換しませんでした。
結果的にはその後も雨漏りなど特に問題ありませんでした。
現状雨漏りしてないなら様子見で交換しないのもありだと思います。
今見るとTOPS ONLINEの幌の値段がめっちゃ上がってますね。
550ドルだったのが804ドルに…